がんは、今や2人に1人がかかるといわれている病気です。
身近な病気になっている今、がん保険の見直しは重要といえます。
しかし保険のどのような点を見直したらよいのか、素人ではわかりにくいです。
どのようなものが自分に合っているのかを今一度確認しましょう。
保険加入時から放ったらかし!いざとなったら大丈夫?
長らく日本人の代表的な死因は、結核や脳卒中でした。
しかし1981年以降は、がんが死因の1位になりました。
国民病ともいえるがんが増加することにより、がん保険も多岐にわたり販売されています。
そのなかでわたしたちは、ただがん保険に加入していれば安心といえるのでしょうか?時代が変化し、同時にがん保険も進化しています。
自身が加入しているがん保険は、適切であるか見直しましょう。
手厚い保障があるから安心!鵜呑みにしてしまった事例
がん保険はあくまでも、がんになった場合に保障が適応されるものです。
ですので、健康な時にがんになったときのことを想像しにくいです。
また保険の知識があまりないため、手厚い保障を付けていれば安心だ、と思う人も少なくありません。
しかし実際にがんになり、日帰り手術の場合は入院給付金は発生しません。
わざわざ手厚い保障である入院給付金をつけていたとしても、使用できなければ意味がないのです。
医療が発達している昨今では、日帰り手術は珍しいことではないです。
付けておくと安心!がん保険選びで必要不可欠な給付金は?
がん保険は、いろいろな特約をつけ保障を手厚くすることができます。
しかし、やみくもに保障を強化したからといって安心なのでしょうか?
がん保険を選ぶ際は、診断給付金がついているものがおすすめです。
先ほどの失敗事例のように、がんになったからといって必ず入院するわけではありません。
また手術するかどうかもケースバイケースです。
その点、診断給付金はがんと診断されれば診療内容に関わらず給付されるからです。
ライフスタイルに沿ったがん保険選びがポイント!
高齢になるとがんになるリスクは、高まります。
しかし年金受給で生活している人にとって、病気によって収入が途絶えるということはありませんし、収入は安定しています。
そこでがん保険を定期型に切り替えると、保険料を安くすることができるのです。
終身型は死ぬまで同じ保険料を支払い続けなければなりません。
年金受給がはじまると定期型のがん保険に切り替え、いざというときは年金から医療費を捻出したほうがお得なのです。
最低限おさえておこう!最適ながん保険選び
がん保険が多くある中で、おさえておくと良い点があります。
まずは診断給付金が支払われるがん保険であるかどうかの確認です。
さらに上皮内新生物でも給付がおりるか、先進医療は保障されるのかを調べましょう。
保険料は同じでも、保障があるのとないのでは大きな違いがあります。
これらを保証しているがん保険は、いざというときに力を発揮してくれるものでしょう。
もしもの時に困らないよう万全な準備を!
がん保険を見直し、新しく保険に加入しようと決めた場合にも注意が必要です。
一般的に保険の保障は、契約から3か月程度経って開始されます。
新しく加入した保険の保障が開始されてから、以前の保険を解約しましょう。
誰しもがんになりたくなりのは当たり前です。
しかし、もしもの時に万全な備えをしておくことで防げるリスクがあります。
お金の心配をせず治療に専念できるようにしましょう。