以前に比べると保険というものも貯蓄的な保険もあった時代とは違い保障内容を重視したタイプや個々の生活スタイルに合わせたプランも多く発売しています。
自分に必要な保険とは何か、保険の見直しとは本当に必要なのかを考えてみます。
保険の見直しの必要性とは
一度生命保険に入るとなかなか見直しという気持ちになりません。
見直しの意味もあまり理解できないかもしれませんが、人生の転機などで保険の見直しが必要になる時があります。
保険の更新がきた時や新しく家庭を持った時も見直しのポイントと言えますし、会社員から自営業になった場合にも見直すメリットが多いと言えます。
保険はその時の個々の生活状況によっても必要度や欠けている保障が見えてくるのでそのような時には保険の見直しで保険料と保障のバランスを考える事も必要になります。
保険は解約よりも払済保険が良いと聞いていたが
保険の見直しと共に発生するのが解約か払済保険にするかの選択ですが、払済保険の方が返戻率が高いと聞いていたので保険を見直す際に低解約返戻金タイプの保険を払済保険にしました。
確かに養老保険や終身保険の中には払済保険にする事で、保障額が減る変わりに保険料の支払いがなくなる事や商品や時期によっては、保険の継続や解約よりも返戻率が良くなるケースもあります。
一方で低解約返戻金タイプのものや定額保険の場合には返戻率が下がってしまう事もあるので、きちんと計算をしてからの対応が必要になります。
会社員をやめて自営業になった時に保険の見直し
これまで勤めていた会社を退職し新しく自営業として仕事をしていこうと思った時に保険を見直したのですが、家族の事なども考えた保険の見直しを検討しました。
会社員と自営業の最も大きな違いは保障の違いなので、収入・医療・年金・死亡の4つの保障内容を考えた保険に見直す事が必要になります。
収入保障のない自営業には所得補償保険によって会社員と同等の収入に対する保障内容を確保します。
他の保障内容に関しても他の保障と同じような感じで会社員と同等の保障内容の保険に見直す必要があります。
保険の見直し時に保険料と保障のバランスを考える
保険の見直しと言っても、医療保障などのような主軸の契約にするか、特約の契約にするかで迷うところです。
医療保険に特約でがん特約に入っているから万全だと考えている人の中には大きな勘違いをしていいる人もいます。
医療保険とがん保険の両方の充分な保障を契約していると思っている事で、まるで2つの単体保険を契約しているような気持になっているのかもしれません。
残念ながらやはり特約は特約なのであくまでもオプションのひとつに変わりはありません。
保険の見直しで最も考えなくてはいけない事
保険の見直しの時に的確な見直しができるような商品比較のポイントとは、確かに主契約をひとつ契約し特約をいくつもつける事で毎月の保険料を下げる事は可能になりますが、もし次に見直す時にはとても面倒な事になります。
医療保険にがん保険を特約としてつけている場合のがん保険の保障というものはあくまでも主契約である医療保険があってのがん保険なので保険を見直したいと思った時に、特約部分だけを残すような事はできないので新たにがん保険を契約しなくてはならなくなる事も考えられます。
必要性を最重視した保険の見直し
保険を見直すときの最大のポイントとは個々の人生の分岐点などで保険を見直しが検討できるような契約をしておく事が大切になります。
必要度を重視してまずは単体の保険として契約をして、オプションとして保障を加えたいと思う物を特約として考えるのが理想になります。
どちらにしても保険の見直しというものは個々によって違うタイミングで訪れるので、見直しを検討するのであれば信頼できる保険会社の担当者などがいるのであれば、積極的に相談をしてみると良い保険の見直しができるようになります。