懸命に働いて生活をしてきた上で未婚となっているものの、今後結婚する可能性があるかどうかで保険の掛け方が変わります。
現在は未婚であっても離婚歴があれば子供がいる可能性もあり、今後連れ子との再婚で子供が増えることもあります。
生活スタイルが変わった時にも変更が出来るように保険も準備したいものです。
年金受給開始まで働けるとは限らない
50代になってから体力の低下を感じる時が増えてきました。
結婚歴はなく子供もいないことから貯蓄はそれなりにあるものの、定年が60歳に対して年金支給開始は65歳と5年間のブランクがあります。
再就職出来るか分からない不安から、今後の結婚についても予定はなく年金受給開始年齢までの収入保障や医療保障を充実させる必要に迫られています。
医療保険とがん保険を重視
生命保険は終身型で貯蓄型のタイプを20代の頃から掛けており、死亡保障の金額については受取人がそろそろいなくなりそうなために減額を予定しています。
浮いた金額で医療保険とがん保険を新たに契約して突然の収入不足に対応するため収入保障を追加することにしました。
若い時と同じ感覚では再就職は難しいので一度休職をすると退職を迫られる危険があるからです。
掛け捨て型の保険を組み替える
医療保険とがん保険については掛け捨て型の保険を中心に組み立てることにしました。
年齢と共に上がる保険料ですが、まだ大きな病気をしたことが無いのでリスクが高い人向けの保険に加入する必要はなく、保障内容が決まっている掛け捨て型の保険ならではの安心感があります。
掛け捨て型の保険は1年ごとに組立可能な商品があり、無駄なく保険料を使えます。
終身型から掛け捨て型へ重点を移す
自分自身に何かあった時に残された家族が心配になることから、生命保険の終身型に加入して死亡保障を多めに付けていました。
しかし、両親が他界して受取人が弟になっている状況のため、独身の身では残された家族よりもこれからかかる医療費の方が心配になるので、貯蓄型の生命保険の掛け金を減らして掛け捨て型保険に回すことにしました。
見直しが可能な年齢の上限を知っておく
保険には加入可能年齢が設定されていることを50歳を過ぎてから知りました。
現在加入している保険には、継続の場合のみ加入が続けられるタイプのものがあるので、これから保障内容を組み替えようとすると一旦解約して新規加入の手続きが必要な保険があります。
その際には加入開始年齢に制限があるため、見直し時には再加入可能な年齢確認を忘れずに行う必要があります。
再加入出来ない保険には気をつけよう
保険の保障内容を変更する手続き中に再加入を要するものがある際には、再加入可能年齢に制限が無いか確認してから現在の契約を解約する必要があります。
若い時には考えていなかったことが年金受給開始年齢が近づくにつれて病気リスクも高まることから、保険会社としてもリスク管理が必要になることは理解出来ます。
年齢が上がるほど慎重に何度も再考してから決定するように心がける必要があります。