20代で未婚というのは珍しくない昨今、保険について考える機会もあまりないのではないでしょうか。
就職するときに家族に勧められるまま加入した、1人暮らしを始めるときに指定の火災保険に加入した、という形の契約経験はありましたが、それは、自分に合った保険をきちんと考えて保険を選んだとは言えません。
しかし実は、20代で未婚だからこそ必要な保険もあると気づいたのです。
未婚だからこそ、保険が必要
保険の必要性について
20代で未婚である私は、「多額の保険金を残さなければいけない人もいないし、万が一の時の後始末の費用さえ用意していればいいのでは」と思い、安価な生命保険しか用意していませんでした。
しかし、それは自分に合った保険を選んだとは言えませんでした。
それに気づいたのは、病気をして入院した時でした。
私は自分の貯金を切り崩して対応するしかなかったのです。
その時、「保険金を残さなくても、自分自身に保険をかけなくてはいけないんだ」と考えました。
結局、どんな保険に加入したのか
加入した保険の内容について
本格的に保険を検討した私は、医療保険を探しました。
現在は、死亡保障はほとんどつかず、その分医療機関にかかった際の保障を手厚くする保険も出ています。
万が一の時に家族に残す保険には加入していたので、給付金が出るための条件の広い保険であることをポイントにしました。
その結果、入院したら1日目から給付金が出て、がんなどの重病の際には給付金の上乗せがあり、また、退院後の通院にも対応する保険を選択しました。
保険料を考える時のポイント
保険商品の価格の見方について
私の収入は、非常に余裕があるというわけではありません。
そのため、保険の必要性は身に染みていても保険料の問題は大きく、似たような保障でより安くできないかと様々な生命保険会社の資料を比較しました。
しかし、安いからという理由だけで保険を選ぶとまた必要な時に使えないということになりかねません。
そのため、基本の医療保障に、どのような特約を乗せるかよく考えて決定しました。
その結果、必要な保障を備えつつ保険料も抑えて契約できたのです。
保険のタイプ、ちゃんと把握している?
保険の内容やタイプについて
保険のタイプは、大きく生命保険、医療保険、介護保険、個人年金保険などに分けられます。
更に、積立タイプと掛け捨てタイプなどに細分化されていきます。
私は、医療保険を特に大きく、かつ保険料を抑えることを考えて医療保険の掛け捨てタイプから中心に保障を選びました。
掛け捨てタイプは、解約した際や保険期間満了の時の返戻金はほとんどありません。
その代わり、安価で充実した保障を得られます。
私は積立型の保険は別に用意していたこと、収入と必要な保障のバランスを考えて選択をしました。
保険選び、ここをポイントに!
保険商品を選ぶ時の比較のポイント
保険選びのポイントは、「どんなときに使いたいか、誰のために使いたいか」だと思います。
私の場合は、「入院するような病気や怪我の時に、自分のために使いたい」という点が大切になりました。
家族がいるのであれば、家族のために、というポイントが含まれてくると思いますが、私はまだ独身ですので、自分自身が入院費用やその後の通院で困らないようにするのが肝心です。
私の入院や通院の費用をカバーできるか、カバーしきれなくても自分で払える範囲にできるか。
それを比較のポイントにしました。
若さと身軽さを過信しないで
まとめ
自分はまだ若いし、結婚もしていないのでもし万が一のことがあっても経済的に誰かを困らせることはないだろう、だから大きな保障は要らない、なんて考えていた自分は、今にして思えば非常に油断していました。
適切な保険に加入していないことで自分自身を困らせる、ということに思い至っていなかったのです。
若いからと言って、病気も怪我もしないとは限りません。
結婚していないということは、入院したときに自分の面倒を自分で見るしかないということです。
それを考えて、必要な保険を考えるべきだと思います。