40代になり離婚して子供がいる状態と最初から未婚の両方のパターンがあります。
子供がいる状態ならば既婚者と同じく子供のことを考えて保険も選びますが、最初から未婚の場合には老後のことを真剣に考える年齢に差し掛かりました。
健康保険は十分ではない
保険の必要性について
健康保険を利用して病気の治療を行ったとしても、大病を患った場合には働けない期間があり無収入に備えなければなりません。
医療保険や終身保険に収入保障を特約として付ける必要があると感じたのは、私が真冬にインフルエンザで寝込んだ時です。
言い様のない不安が襲ってきたことを覚えています。
老後を考えた人生設計を見直す機会を与えられたのです。
終身保険にガン保険をプラスしてカバー
加入した保険の内容について
両親にガンが見つかって手術したことから、ガン家系の疑いが強くなったことからガン保険には加入しようと思っていました。
終身保険の基本保障金額は未婚のまま続くなら両親が死去するまでは多めに設定して、天涯孤独となったら一気に減らして医療保障を充実させようと考えました。
今まで何となく加入していたので恥ずかしながら仕組みもよく分かっていなかったのです。
保障額と掛け金は相関関係があります
保険商品の価格の見方について
保障額を充実させようとして欲張ると、恐ろしい金額の保険料となります。
自分の身の丈に合った保障を考える必要があるのです。
生命保険のような貯蓄型の保険については現在の保障額は参考です。
運用益を基に計算しているので金利動向により予定利率が下がると保障額も変動します。
掛け捨て型の場合には保障額は確定で考えられるので、保障額重視なら掛け捨て型を選ぶ必要があります。
組み立てブロックのような仕組みです
保険の内容やタイプについて
保険の内容にはベース契約と追加契約を組み合わせて考えると分かりやすいです。
基本契約が何なのかを理解しないと迷子になります。
終身保険ならば死亡保障額を最初に決めて、必要な保障を積み上げて保険を作って行くのです。
予算オーバーなら優先順位が低い保障を削って外したくない部分を肉付けすることで、自分だけの保険が出来上がります。
貯蓄型と掛け捨て型を組み合わせる
保険商品を選ぶ時の比較のポイント
貯蓄型と掛け捨て型の保険を組み合わせると、無駄がない自分だけの保障が得られます。
生涯独身を貫くなら受取人を自分自身にするために、両親が死去した後は死亡保障を最低限にして浮いたお金で医療保障を充実させると良いのです。
後でどの程度組み換えが可能な保険なのかが重要です。
払い込み金額が一定となるタイプの終身保険は、既婚者で子供有りを想定して造られているのです。
未婚者には未婚者に適した組み換え自由度の高い保険が向いています。
加入している保険を見れば人となりが分かると言われます
まとめ
保険の加入は万が一に備えた保障を得るために加入しますが、受取人がいなくなってしまう状況では意味がありません。
私のような40代で生涯未婚の可能性がある場合には、両親が死去するまでの間と自分1人になった後の保障内容には大きな差が出るので、後で自由に作り変えられる保険契約が合っています。
死亡保障は自分では受け取れないことに要注意。