20代で未婚である私は、自分に万が一のことがあっても経済的に迷惑をかける人はいないし、健康診断の結果も良いため大病の心配もなく大きな医療費の準備は必要ないと考えていました。
しかし、自分自身で用意しなければならないものがあることに気づきました。
それは、老後資金です。
老後も見据えて保険を見直し
保険の必要性について
20代で未婚、と言うと、自分に万が一のことがあった場合に必要なのは後始末の費用くらい、医療の保障も大きなものは必要ない、と考えることができます。
そのため、生命保険や医療保険の保険料を抑えようと見直しを行ないました。
しかし、同時に、独身であってもなくても必要な老後の資金の備えが足りないことに気づきました。
そこで有用だと感じて検討したのが、個人年金保険です。
老後のために加入した保険の内容とは
加入した保険の内容について
私が加入した個人年金保険は、ある一定期間、毎月同額を保険会社に支払います。
そして、支払期間が終了したら毎年年金として返戻金が戻ってくるという商品です。
個人年金保険のメリットは、払い込んだ保険料よりも受け取る金額の総額が大きくなるということです。
これは、資産の運用はしたいけれど株などの投資をする自信のない私にはうってつけの商品でした。
保険料を決めるときに考えることは
保険商品の価格の見方について
個人年金保険は、自分で支払う保険料が決められます。
たとえば、10000円以上であれば1000円ずつ保険料を決めることができるという商品であれば、10000円から始めることも、50000円で契約することも可能です。
自分で加入する上で考えたことは、家計を圧迫しない金額から始めること、しかし娯楽費になってしまっている収入の余裕部分をしっかり個人年金保険に回して将来に備えることでした。
個人年金保険ってどんな保険?
保険の内容やタイプについて
個人年金保険は、貯蓄性の商品です。
その返戻率を上げるため、万が一のことがあったときに支払われる保険金は支払った保険料をほとんど上回りません。
また、特約を付けない限りは個人年金保険に医療の保障もありません。
しかし、普通に貯金をしているときの元手と利息を合わせた総額よりも、個人年金保険で戻ってくる返戻金の総額の方が大きくなるため、安定した資産運用と言えるのです。
個人年金保険を比較するときのポイントは?
保険商品を選ぶ時の比較のポイント
個人年金保険は貯蓄を目的とした商品なので、まずチェックするのは返戻率です。
いくら払えばいくらになって戻ってくるか、この返戻率が高ければ高いほど得と言えます。
また、保険料がいくらから始めることができるかというのもポイントです。
保険料が高ければそれだけ戻ってくる総額も大きくなりますが、収入に余裕のないうちから大きな保険料を支払うことはできません。
手軽に始められることも個人年金保険を契約する際の決め手の一つとなりました。
医療や生命保険だけではない保険の利用を
まとめ
保険と言えば医療保険や生命保険のイメージが根強くありますが、保険を見直す中で個人年金保険も老後の資産を運用するのに十分役に立つものだと感じました。
自分で運用ができなくても、保険会社に運用してもらい、支払った以上の金額が手にできるというのは非常に魅力的です。
ただ銀行や郵便局に預けているだけ、という貯金から個人年金保険を利用して少しでも老後資金を増やしていくのが賢い保険の利用方法の一つだと思います。