私は30代後半の独身女性です。
会社勤めをしていて、それなりに毎日充実しているので結婚願望も無く、このまま一生独身かも知れないと考えた時、不安になったのが老後の生活でした。
将来きちんと年金が貰えるのか、老後一人で生活していくだけの蓄えを持てるのか、そういった先の不安を感じている私のような人は多いと思います。
そういった方のお役に立てばと思い、私の個人年金加入の体験談を紹介します。
個人年金はどうして必要か
保険の必要性について
個人年金保険が大切だと思ったのは、将来自分は本当に充分な公的年金がもらえるのか不安になったことがきっかけでした。
日本は借金大国と言われているくらい負債が多いですし、今後少子化もどんどん進むと、年金の収入源がなくなり、私達が年金受給の年齢になった時に本当にもらえるのか心配でたまりません。
かと言って、銀行の預金では利息がほとんどつかず、増やすことが出来ません。
そこで個人年金保険が必要だと感じるようになりました。
私の加入した個人年金保険
加入した保険の内容について
保険見直し店で複数の保険会社の個人年金保険を見せてもらい、私が選んだのは月払いの定額個人年金保険というものです。
この定額個人年金というのは、契約した時の年齢と保険料で、将来受け取れる年金額があらかじめ決められているもののことです。
また、毎月の給料日に自動的に口座から保険料が引き落とされる、月払い方式で払っていくタイプのものにしました。
個人年金保険の価格の見方
保険商品の価格の見方について
保険の説明を聞きに行くと、まず自分の年齢と希望保険料で、将来どれくらいの保険金が受け取れるのか具体的な設計書を作成してくれます。
設計書には、月々払い込んだ保険料の総額と、将来年金として受け取れる年金の総額が分かるようになっているので、自分の払い込んだお金がいくらに増えるのかとても分かりやすかったです。
銀行の積立定期預金よりも良い率で増えていくものもあるので、価格の見方はしっかり抑えておいた方が良いでしょう。
個人年金保険の二つのタイプ
保険の内容やタイプについて
個人年金保険には、将来受け取れる額が最初から確定している定額タイプがあると説明しましたが、もう一つ、変額タイプのものがあります。
この変額個人年金保険は、将来の景気動向によって、受け取れる年金額が変わってくる仕組みになっています。
つまり、景気が上向きの時は定額タイプのものより多くの年金が受け取れますし、景気状況が悪化すると、定額タイプのものの方が得となります。
堅実に貯めていきたいか、より多くのリターンを望むのかによってどちらが自分に合っているのか検討する必要があります。
個人年金比較の時に気を付けるポイント
保険商品を選ぶ時の比較のポイント
個人年金保険を選ぶ時、年金としての戻り率の大きさを重視して比較検討しますが、他にも比較するポイントとして抑えていただきたいことがあります。
それが、解約返戻金です。
個人年金の払い込み期間は10年以上と長くなってしまうので、その間にどうしてもお金が必要になって中途解約する場合もあります。
その場合、いくら戻って来るのかは保険会社によって違います。
また、保険料も毎月払い続けていかなくてはいけないものなので、無理な金額を選択せず、長年払っていけるくらいの負担の少ない金額を考えて加入してください。
年金保険を考えるのは早い方が良いです
まとめ
以上、私の経験に基づいた個人年金の話をしました。
一つ言えることは、こういった将来に備えるための個人年金は出来るだけ早い年齢から始めた方が良いです。
年齢が若いとその分払い込む保険料の額も多くなりますし、戻り率も良いのです。
「老後のことなんて、まだまだ先の話」と、私達30代では深く考えていない人も多いかと思いますが、年をとってから貯金を切り崩して生きていく不安をイメージしてみてください。
個人年金保険に興味が湧いてくると思いますよ。